BUILDING LEADERS AND LEADERSHIP BRANDS. IT STARTS ON DAY ONE.

BUILD-FROM-WITHIN (内部昇進制)

 

P&Gは企業文化を非常に重んじています。その基本となるものがPVPと呼ばれる「企業方針声明書」です。PVPのなかに「我々は、組織の構築を内部からの昇進によって行い、個々人の業績のみに基づき社員を昇進させ、報奨する」という一文があります。

内部昇進制では、社員だれもが同じレベルで入社し、トレーニングを受け、自分のスキルを伸ばし、同僚社員と協働し、また競争してビジネスを行っています。そうすることで企業文化の一貫性を失うことなく継承しています。
事実、P&Gのほとんどすべての取締役はエントリーレベルで入社し、その後徐々に昇進し、現在の地位についています。次のCEO(最高経営責任者)も、もうすでに会社にいる人ということになります。
この内部昇進制は、人事政策にもいくつか影響を与えます。

その1つは、トレーニング。P&Gはトレーニング・カンパニーです。社員の可能性を十分に引き出し、活躍できるようにするために、すべての従業員に対してトレーニング・コーチングが行われます。マネージャーは自分の部下が自分にとって代われるだけの実力を身につけるために部下の育成に力を注ぎます。そして何よりもOJT(On the Job Training)です。これらのトレーニングで出来るだけ多くを吸収し、早く成長していくことを社員は期待されています。

2つ目は採用です。内部昇進制では最良の人材を雇うことが、不可欠になってきます。P&Gの将来にわたる成功は、どの様に採用活動を成功させるかに掛かっているのです。

We Hire the Best

 

P&Gにとっての最良の人材、つまり私たちの望む人材を一言でいうと、「自分の持てる能力を常に最大限に発揮してビジネスや組織を構築できる人」です。

具体的には、 

  • 絶えず革新や改善を提案しながら、高い目標に向かってビジネスを推進していく、また、自分がしたいこと、あるいはするべきだと思ったことを他の人を巻き込んで実現に導く力。
  • 国内外あるいは社内外のあらゆるネットワークを自分のリソース(資源)として活用し、同時に自分の考え方ややり方を論理的に発信する力。
  • ビジネスを成功へと導く事への強い情熱と不屈の精神力。逆境の中でもあきらめず、より難しい課題に取り組み解決へと導く力。 

これら全てを持ち合わせ、そして、その「力」をさらに向上させる事に強い意欲を持つ人こそP&Gで活躍できる人材だと言う事ができるでしょう。 そして、これらの大前提として、P&Gの企業方針(Purpose)・価値観(Values)・理念(Principles)に共感し、それを実践できる事も大変重要な採用基準となります。

OUR RECRUITING PHILOSOPHY

 

「お金とビル、ブランドを取り上げられても、社員さえいれば、10年ですべてを元通りに再建できる」 これは、1948年当時、P&G米国本社の会長であったリチャード・R・デュプリーの言葉です。このように、P&Gは古くから「人材こそが会社の最も重要な資産だ」と考えてきました。
採用活動は、このもっとも重要な資産である人材を獲得する活動であり、常に1020年後の会社を作っているという意識で取り組んでいます。そのため、P&Gでは世界でも先進的な採用ツールや、人事政策を実行してきました。例をあげると、現在日本でも広く知られているインターンや職種別採用などを、アメリカでもいち早く取り入れた会社の一つで、日本のP&Gでも1980年代より実施しています。 P&Gの採用活動は、その製品同様、常に時代の先を行く革新的で先進的なものなのです。