MKT 後藤 沙枝

2012年入社 ローレンス大学 地球環境学部 卒業

 

現在の仕事内容を具体的に教えてください。

2012年4月に神戸本社でシャンプーブランドのハーバルエッセンスのアシスタントブランドマネージャーとして入社。2014年1月に洗濯洗剤ブランドのアリエールに異動し、日本で初めて「ジェルボール型洗剤」を発売。2015年6月にシンガポールのアジア本社に異動し、引き続きアリエールの中長期戦略の立案に携わっています。

就職先としてP&G、職種を選んだ理由を教えてください。

私がP&GMKTを選んだ理由は、「消費者理解」を徹底して学びたかったからです。大学で地球環境学を学んだ際に強く感じたことは、「地球環境は科学の発展や環境政策で解決できるものではなく、一人ひとりの意識や毎日の行動で大きく変わる」ということでした。そこで、どのようにすれば負担をかけずに消費者の思考や行動を、環境に良い方向へ導くことできるかを考えました。思考をめぐらせた結果、徹底した「消費者理解力」を身につけることができれば、そうした方向性が実現できるのではないかと思い、消費材のマーケティングができる会社を選ぼうと思いました。

P&Gで日々鍛えられていると感じるスキルは何ですか?

P&Gで日々鍛えられていると感じるビジネススキルは大きく2つあります。1つ目は「戦略的思考」、そして2つ目は「HOWではなく、WHATを軸に考えること」です。
1.「戦略的思考」は、ビジネスを把握し、その次に取るべき行動やステップを的確に理解し、チームと共有するためにとても重要なスキルだと日々感じています。P&Gはとても左脳的な一面がありながらも、マーケターとして消費者を理解するにあたって感覚的な「ガッツ」(直感)を持つことも求められます。そんなとき、チームとコミュニケーションするために直感を戦略的思考で整理する必要があります。P&Gでビジネスを進める上で、不可欠なスキルがこの「戦略的思考」だと思っています。
2.「HOWではなくWHATを軸に考えること」とは、「HOW=売り方」を起点に考えるのではなく、消費者が「WHAT=何」を思っていて、ブランドがそれに対して何を提供できるかを起点に考えることです。日々の仕事の中で、目の前の「HOW=売り方」、つまり方法論ばかりに注目してしまいがちですが、一度一歩退いて、中長期的にブランドを育てるための戦略、ゴール、ヴィジョンをチームで共有し、消費者の「WHAT=何」を起点に考えることで、軸のぶれない価値あるマーケティング手法を見つけだすことができると感じています。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

心がけていることは、週末はなるべく仕事をしないことと、平日でも気分転換をすることです。気分転換は人それぞれやり方があると思いますが、私の場合、平日は帰宅してからなるべく夕飯を作って気分を切り替えて、食後は自分の好きなことをしてリラックスするようにしています。意外とそういうリラックスした時間に、良いひらめきやアイデアが浮かんだりするんですよ。

ダイバーシティー(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

P&Gのダイバーシティーの特徴は、国籍だけでなく、性別、年齢、会社での経験値を超えたお互いへの尊重だと思います。それは、チームメンバーから私に向けられている信頼から感じることができます。P&Gでは、入社一年目や二年目の社員でも大きなアイデアや自分の意見を求められます。最初は、「後藤さんはどうしたいの?」と聞かれることにためらっていましたが、プロジェクトリーダーとしてブランドを育てるための提案を求められているということに気づき、自ら自分の考えを主張できるようになりました。ダイバーシティーを尊重し、トラストし合う文化があるからこそ、こうした仕事の進め方ができるのだと感じています。

今後の目標とそれを達成するためにこれからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?

今後の長期的な目標は、どこの国でも、どんな業界でも通用するビジネス&マーケティングスキルを持ったプロフェッショナルになることです。パッションを持って「本当に良い物」を作り出している人のストーリーを一緒に形にし、今学んでいるスキルを活かして商品をターゲットの消費者に繋ぐことができるようなマーケティングをしたいと思っています。こうした商品と消費者の橋渡し的な役割を果たすことで、世界中の人々の笑顔をもっと増やしていきたいと思っています。