R&D 後藤 真実

2011年入社 京都大学大学院 薬学研究科 生命薬科学専攻 修了

 

現在の仕事内容を具体的に教えてください。

神戸イノベーションセンターで洗濯用洗剤の研究開発を行っています。私が所属するPR(プロダクトリサーチ)は、消費者とテクノロジーの架け橋となる仕事です。消費者の方に香り、洗浄力、パッケージなど洗濯の様々な観点から製品の意見を伺い、時にはお宅に伺ってお洗濯の様子を見せて頂くこともあります。言葉だけでなく、消費者の方の表情や行動からもニーズを読み取り、それを技術の関連部署に伝えるため、数字に落とし込んで、処方やパッケージなどに反映させていきます。

就職先としてP&Gを選んだ理由、職種を選んだ理由を教えてください。

私は薬学部に所属しており、就職活動中は、メーカーの研究職のように多くの方の生活に貢献したい、けれど薬剤師のように患者さん/消費者の方と直接関わり合いながら仕事をしたいというジレンマを抱えていました。そんな中P&GPRが私の求めていた以下の2つの条件にぴったり当てはまることを知り、「ここしかない!」と思いました。
1)多くの消費者の方の生活に貢献できること
P&Gは日本だけでなく海外向けの製品の研究開発も行っているため、非常に多くの消費者の生活を向上させられるというのは、研究職にとって、非常に魅力的でした。
2)消費者の方の顔が見えること
PR
は消費者の方と関わりながら研究開発に取り組めるので、自分が担当している製品がどのように消費者の方の生活を向上させられるかを常に意識することができ、非常にやりがいを感じます。

入社前と比べて、P&Gのイメージ、職種のイメージは変わりましたか? それは何ですか?

就職活動中から「消費者はボス」という理念は何度も聞いていましたが、入社してみると、消費者理解に対する姿勢は私の予想以上でした。例えば、海外の製品をそのまま日本に持ってきても、それが日本の消費者の好みやニーズに合わなければ製品として売れません。日本の消費者が好むのはどんな香料なのか、このパッケージは日本の消費者の習慣に合うのかなど、消費者のニーズを徹底的に理解し、それを製品に反映させることが必要です。製品が消費者のニーズを満たしているかというチェックリストを初めて見たときは、その項目の多さに驚きました。しかし、些細な点までこだわって消費者のニーズを具現化しているからこそ、自信を持って新製品を市場に出すことができるのだと思います。

今現在感じる、P&Gに入社して良かったこと、誇りに思うことを教えてください。

ロールモデルとしたい先輩方に多く出会えたということです。仕事の進め方やチームに対する影響力など、学ばせて頂くことがたくさんあるので、とても幸せだと思っています。目標としたい方が多くいらっしゃるのは、自分を成長させていく上での大きなモチベーションにもなっています。

P&Gで日々鍛えられていると感じるスキルは何ですか?

コミュニケーションスキルです。PRMKTCMKPSなど様々な部署とチームを組んで仕事を進めていきます。自分の考えを上手く他の部署に伝えて、賛同してもらい、協力を得られなければ、いかにいいアイデアでも実現することができません。自分の持っている情報をいかにわかりやすく簡潔に伝え、周囲を巻き込んでいくことができるかというのは、P&Gでは非常に重要なスキルであり、今後も高めていかなければいけないと考えています。

ダイバーシティー(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

アメリカ本社で行われるR&Dの新入社員研修では、数百人中、日本人は私一人でしたし、プロジェクトチームの中にも様々な国籍のメンバーがいます。また女性のマネージャーが多く、子育てをしながら活躍されている女性の先輩は多くいらっしゃいます。 P&Gでは当たり前のことですが、社外の友人と話していて驚かれることも少なくありません。年齢や国籍、ライフスタイルは個性の一つであり、個人を尊重するという考えが徹底されている結果だと思います。

今後の目標とそれを達成するためにこれからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?

日本だけでなく海外の消費者にも長く愛用して頂ける製品を市場に出すことが目標です。そのためには、他部署を巻き込んでチームを動かすリーダーシップを高め、PRとして消費者の意見を製品にしっかり反映させることが重要だと考えています。将来子供が生まれたときに、スーパーの棚に並んでいる自分が関わった製品を「あれはお母さんが作ったのよ」と教えてあげられたら、とても幸せですね。