R&D 伊藤 謙介

1999年入社 京都大学 工学研究科 修了

 

現在の仕事内容を教えてください。

神戸イノベーションセンターで日本を含むアジア向けの柔軟剤の開発をしています。以前は紙製品の開発をしていました。入社以来、神戸で日本およびアジア向けの製品開発に従事しています。数年前に、アメリカのテクニカルセンターで一年半ほど勤務し、その際はアメリカ向けの製品開発チームで働いていました。

グローバルな環境で仕事をする中で感じるあなたの強み、そしてチャレンジについて教えてください。

P&GのR&Dは、各国のR&Dセンターとお互いに密に協力しあいながら、開発を行っています。その際、自分が開発を担当している国々の消費者ニーズを十分理解し、それを言語化、数値化して、全く文化的背景が違う国々のチームに効率よく伝える力が必要になってきます。これは、難しいことが往々なのですが、日々行うことによって、コミュニケーション力がついてきていると思います。また、各国の人々からの質問やディスカッションに対応し、またこちらからも質問などをしているうちに、自然と、消費者にとって本当に必要なことは何なのかということを自分で問い直す機会が増え、開発の戦略などをよりクリアーなものにすることができているのではないかと考えています。

これまでで最も印象に残っている仕事とそれによって得られたことについて教えて下さい。

何年も前ですが、紙製品の開発に携わっているときに、新製品の生産準備のために、年越しで製品の品質チェックを生産現場でしながら新年を迎えたのを覚えています。その時は大変な思いでしたが、無事に製品が世の中に出て、市場の反応もよかったので、安心したことを覚えています。

様々なキャリアを経験した今感じる 現在の仕事の魅力は何ですか?

いろいろな人と関わり合いながら仕事ができるのが魅力です。マーケティングや、ファイナンス、あるいは法務、生産統括部などのあらゆる部署とのコミュニケーションもあれば、いろいろな国籍の人々とのコミュニケーション、そして、多種多様な消費者の話を聞いて、いろいろな人々と関わり合いながらプロジェクトを進めていき、最終的に製品として形にして世に出すというプロセスが面白いと感じています。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

仕事柄、出張が頻繁で、夜の電話会議も多いので、忙しいときはしょうがないとわりきって、できるだけまとめて休みを取るようにしています。前回のゴールデンウィークは通常の休みの前後含めて15日間ほど休ませてもらいました。また時々金曜日や月曜日にお休みをもらって、長めの週末をすごしたりしています。

ダイバーシティー(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

これは日々感じるところです。たとえば、チーム個々人のワークプランを決める際に心がけるのは、人それぞれの違いを、問題ととらえて型にはまった方法で扱おうというのではなく、違いを強みととらえて、個々人の得意不得意を理解し尊重しながら、個人のワークプランを組み立てて、それを組織全体のパフォーマンスに生かすという考え方をしています。これが、各国で行われているゆえに、すべての国々の多種多様な人々がそれぞれの得意な分野で仕事をし、かつ違いに対してオープンな環境が生まれていると思います。もちろん違いがあるということは、お互い理解しあうのに時間がかかるということもあるのですが、それ以上に、意見を言い合うオープンな環境はR&Dのような新しいアイデアやイノベーションを行う部門にとっては大切で、日々のディスカッションなどから実感するところです。

今後の目標とそれを達成するためにこれからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?

消費者に長く愛されるような製品を一つでも提供したいというのは、常々から思っている、日々の目標です。難しいのですが、自分の周りに、非常に頭の回転が速くて、クオリティーの高い仕事をする方々がたくさんいます。そういう仲間や上司に囲まれて学びながら、消費者の動向を見失わないようにしながら、努力を続けていければ、自分も自然と成長できるのではないかと思っています。