COM 遠藤 紀幸

1991年入社 青山学院大学 国際政治経済学部 卒業

 

入社時から現在までのキャリアステップと現在の仕事内容を教えてください。

PRアシスタントとして主に製品関連の情報発信やメディア対応を経て、HPならびに会社案内や一般消費者・得意先向け広報誌、ドラック系など主要ターゲット別広報誌の作成を担当。その後、マネージャー、シニアマネージャーとして、F&HC(Fabric & Home Care)や化粧品など各カテゴリーのPRのプランニングから実行までの管理・運営を経て、企業広報を担当。現在は特にビジネスメディアへの対応を中心としたメディアリレーション・レピュテーションビルディングならびにクライシスマネジメントを担当しています。

就職先としてP&G、職種を選んだ理由を教えてください。

就職活動の際に、初めて広報という職種について知ったのですが、長期的な視野で信頼・のれんを構築していくというところに興味を持ちました。P&Gについては、当時、会社の知名度も就職先としての人気度もそれほど高くなかったですが、当時では珍しい部門別採用で、しかも広報部門で採用があると知り、セミナーに参加しました。実際にセミナーに参加してみると、これも当時ではかなり珍しかったグループディスカッションを行い、その時の、社員のフィードバックの内容や学生と向き合う態度が、それまでの他の企業の面接を受けて感じていたそれと大きく異なり、また、一緒に参加していた学生の意識・積極性も高く、自分の成長につながる環境だという思いを強く持ち、入社を決めました。

仕事の難しさ、チャレンジはどのような時に感じますか?また、どのようにしてそれを乗り越えていますか?

メディアが、限られた紙面の中で、その企業や、企業の活動を記事として取り上げるかどうかは、彼らがその情報にどれだけの社会的な意義、ニュース性を見出すかによります。メディアや社会の動向に絶えずアンテナを張り、深く理解し、会社が外に発信していきたい情報を、どのような媒体にいつ頃、どういったアングルでコミュニケーションするかを考え、プロモートすることは、とても難しいことであり、かつ、面白いところでもあります。このメディアや社会環境をセンシングする力、会社を適切に知ってもらうための効果的なメッセージをつくる力、実は、問題が起きた時のクライシスマネジメントにも生きてきますので、やりがいは大きいですね。

ダイバーシティー(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

実は、仕事柄、メディアの方からもよく「ダイバーシティの進んだ会社=女性に優しい会社ですね」といったことをよく言われるのですが、いつも、「むしろきびいしいですよ。優しいのではなく、女性にも、本当に働きがいのある会社です」と応えています(笑)。実際に会議などでも、性別や年齢、国籍に関係なく、仕事の上でそれぞれの職責におけるプロとしてそれぞれの意見が尊重されているところをみると、多様性を大事にしていることを実感します。ただ、尊重される分、責任も大きいです。そういった風土があることが、誰にとっても働きがいがあると感じるのだろうし、時短や在宅勤務などの制度も、会社によりよく貢献するためにあるということがわかるから、活用しやすく、そして周囲の理解も得られやすいのだと思います。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

プライベートでは、年に数回フルマラソンに参加します。また、そんなに沢山はいけないですが山小屋に宿泊するような登山もしています。いいリフレッシュになります。ワーク・ライフ・バランスといっても、仕事と個人の人生が相反するわけではないし、両方を充実させるやり方はそれぞれ人によって違うと思うので、個々人で回答が違うものだと気楽に考えるようにしています。あと、週末の地元の銭湯通いも、関西のディープなカルチャーに触れることができて、東北出身の自分には、今でも、とてもおもしろいですね。

あなたの職種で活躍できそうな人はどのような人ですか?

メディアが今何に注目しているのか、また、その背後にある社会的な背景をアセスする能力は、積極的な情報発信の際にも、クライシスの対応の際にも必要になります。社外に広く興味を持って絶えずアンテナを張っていることは大事ですね。異なるステークホルダーとの協働や、ネットワークづくりも多いので、そういった事を楽しめる人。そして、メディアなど社外のステークホルダーに対して、コミュニケーション(広報・渉外)担当者を介してP&Gの企業イメージが構築されることが多いので、長期的な視野に立ち、会社を代表していることへの責任感を持てる人が求められています。また、これは社員共通ですが、社内のプロジェクトを推進できるリーダーシップやコミュニケーション能力も必要です。