P&G IT
​​​​​​​(情報戦略部門)

ABOUT IT FUNCTION

MISSION
P&G IT (情報戦略部門)は、「日々変わりゆく市場でP&Gが価値を創出し続けるために、情報テクノロジーを駆使してP&Gのリテールビジネスを革新する情報戦略のプロフェッショナル集団」です。
3 KEYWORDS OF P&G IT

キーワードからP&G ITの特徴を見ていきましょう。


『 BUSINESS INNOVATION 』


ビジネスとITの架け橋として、自ら課題を特定・分析し最適なITソリューションやサービスをビジネスに適応する力、そして実際に開発・導入まで行う実行力が求められます。

『 GLOBAL 』


海外拠点のメンバーや海外の企業と協働する機会が非常に多く、いずれは日本のみならずアジア全域・そして世界でも挑戦できる機会があります。またグローバルスケールのメリットを活かしたITソリューションの導入や、日本で導入されたイノベーションがグローバルに展開されることも特徴です。

『 OWNERSHIP 』


年次や経験関係なくプロジェクトやビジネスプロセスにおける意思決定に影響力と責任をもち、様々な仕事をリードすることが期待されます。さらに周りから必要なサポートを得て知識と経験を積むことで、どこでも通用するITスキルとビジネススキルの両方を身に着けることができます。

CIOからのメッセージ

 
P&G ITの使命は、ビジネス・イノベーション・テクノロジーが一体となり競争上の優位性を生み出すデジタルトランスフォーメーションを推進することです。我々は社内のIT専門性を高めるITプロフェッショナルであり、テクノロジーを駆使して革新的なビジネスモデルを生み出すビジネスリーダーでもあります。
またテクノロジーの発展に国境は関係ありませんので、我々の活躍は日本国内に留まりません。私自身、2014年から六年間アメリカ・シンシナティの本社にて、日本・アジアで培った経験を活かしてグローバルチームを率いるリーダーをしていました。また、日本にない技術・専門性をもった社員が海外から採用されることも多々あり、日本に居ながらもグローバルカンパニーの多様性・スケールを実感できます。
P&Gのグローバルスケールを最大限活用し、P&Gの経営課題を革新的なテクノロジーを駆使して解決していく。そんなチャレンジングな環境で切磋琢磨して成長し、将来のCIOを目指したいという情熱を持った方々にお会いできることを楽しみにしています。
(P&G Japan CIO 有賀 亮平)
 

JAPAN IT VISION 2025

ニホンハツ(日本初・日本発) のITイノベーションで
日本の未来を、そして世界をリードする。

ROLES

P&G ITには多くの職種がありますが代表的なものをここで紹介します。どの職種も深くビジネスに関わる需要な役割を果たしています。

ITプロジェクトマネージャー(PM):ビジネス価値を創造するプロジェクトの立案と導入
PMは他部署から選出されたメンバーを含むプロジェクトチームを率いて、ビジネスの課題を解決するプロジェクトを立案・計画、実行・導入まで総合的に指揮・管理します。ビジネスプロセスの革新においてITやデジタルソリューションによって大きな価値を創造することが可能となり、それを実現するプロジェクトを率いるPMは大きな役割を担います。また、ビジネスの課題が日本にとどまらず、グローバル規模である場合は、グローバルプロジェクトをリードする機会も多くあります。具体的な例として、商品輸送コストの見える化を実現するプラットフォームを構築し、アジア数か国で導入するプロジェクトのPMとして、10か国以上にまたがるプロジェクト関係者を指揮・管理するといったものがあります。

データサイエンティスト(DS):データを活用しビジネスイノベーションを牽引
DSは様々なカテゴリーや小売企業を対象とし、横断的にデータ分析を行っています。トライアルアンドエラーを繰り返しアルゴリズムの作成や新たな組み合わせでデータを見てみるなどイノベーションを作る役割も担っています。時には機械学習など技術を用いることもありますが、ただ技術的に新しいものを作るのではなく、実際に社内や社外で使われるものを作りステークホルダーと連携を図ることが求められるロールです。具体的なプロジェクト例としては、SK-IIの店舗で使われている肌画像を用いた肌年齢推定機器の開発などがあります。

マーケティングテクノロジスト(MT):マーケティングとテクノロジーの融合を推進
MTは「テクノロジーを通じてマーケティングイノベーションをリードすること」をコアバリューとしています。デジタルマーケティング領域では、「Pampersすくすくギフトポイントプログラム」といった自社サイト・アプリの構築・改善や運営戦略の立案、そしてそこから得られる消費者のweb上の行動データを分析し、より費用対効果の高いマーケティングプランの提案も行っています。Eコマース領域では、Eコマースサイトでの売上を最大化するために、社内マーケティング部門や営業部門だけでなく小売企業と協働して戦略の立案やビジネスKPIの定義、データ分析による施策の改善等を行っています。

ITOTリーダー(ITOT):工場のデジタル戦略を牽引
ITOTは常に安定稼働するシステム、堅牢なセキュリティ、新しい価値の創造を達成することを目的として日々活動しています。工場におけるビッグデータは製造ラインで取得した温度・圧力・画像・振動などのセンサーデータや、原材料の在庫情報などがあります。前者のセンサーデータを機械学習モデルに取り込み、製造ラインのパーツが故障する傾向をあらかじめつかむことで、ラインを安定して稼働させています。後者の場合は、原材料の拠点間移動・保管の費用を最低限に抑えるためのアルゴリズムを開発して、工場の無駄な経費の削減に貢献しています。

ORGANIZATION

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データで見るP&G IT
(2020年度 社内IT社員アンケートより)
P&G ITは、近年ますます高まるビジネスのデジタルトランスフォーメーション・ニーズに合わせ、組織を急拡大させています。現在、組織の約半数を入社3年以内の新卒・中途入社者が占めていて、ベテラン・マネージャーたちのサポートを受けながら、様々な社内のステークホルダーと共に幅広く活躍しています。
P&G ITでは、過去の学歴や専攻に関わらず、様々なバックグラウンドを持つメンバーが入社し、業務の中でスキルを磨きながら、リーダーとして活躍しています。一方で、近年はビジネスニーズに合わせ、データ分析の領域で高い専門性を持つメンバーの採用も増えています。
P&G ITでは、男女問わず活躍できる環境・社内制度の下、多くの女性が活躍しています。(参考:柔軟な働き方を実現するP&Gの社内制度→リンク)
P&G ITでは、グローバルIT部門や海外ベンダーとの業務が多くあり、日常的に英語でのコミュニケーションが求められます。ほとんどのメンバーが、入社後の実務・研修・自己学習等を通じ、支障なく英語でコミュニケーションできるよう成長しており、会社もこれをバックアップする制度を充実させています。

中から見たP&G IT
(2020年度 社内IT社員アンケートより)


P&G ITってどんな人たち?
P&G ITってどんな人たち?
(中途入社メンバーからみた視点)
P&G ITで働く魅力とは?

INTERVIEW

​​​​​​​先輩社員の声から、仕事内容やカルチャーを学ぼう!
こちらから!!

RECRUITING

グローバルITリーダーを目指す方のご応募をお待ちしています!
新卒採用

インターンシップ: ITという手法を使ってビジネス課題を解決させるリアルプロジェクトをリードいただき、ビジネスとITの架け橋となる体験をしていただきます。社員メンターのもと、P&G ITのリアルな仕事、働く環境、他部署・協力会社との連携、文化、を体験いただく機会です。入社後のギャップを最小限にし、お互いの期待値をあわせることができます。当インターンシッププログラムについては type就活 様にも取り上げていただきました!(リンク) 

最新の開催予定や応募については学生向けイベント・プログラムページ(リンク)をご確認ください。なお、開催時期および開催内容については変更となる可能性もございますので予めご了承ください。

既卒者採用

P&Gが変化する消費者やテクノロジーとともに進化を常に続けるためには異なったバックグランドや経験が欠かせません。貴重な経験を重ねてきた経験者のみなさまの力が必要です。中途社員の声はINTERVIEWページ(リンク)をご確認ください。詳しい情報は既卒者採用ページ(リンク)をご確認ください。

FAQ
採用全般に関して

仕事に関して

1)メーカーIT部門との違い
一般的なメーカーIT部門と比較すると、我々はテクノロジーという領域を超えて、より総合的なソリューションの提供を目指しています。

  • 消費者により高い付加価値を提供するために、小売企業と協働で小売企業の業務革新のコンサルティングをする
  • システム構築・運用の手法において、詳細レベルのタスク(プログラミング)やシステムの保守・運用を、国内外のITベンダー企業に委託し、ITは業務分析・要求仕様策定、プロジェクトマネージメントなどのシステム開発の上流工程を担う

2)ITベンダー企業やSE(システムエンジニア)との違い
P&G ITはプロジェクト総合管理を担っていますので、P&Gの業務改善プロジェクトの役割においては、以下の違いがあります。P&G ITはビジネス要求(売り上げを上げる、コストを下げる、キャッシュフローを改善する)に基づいて、問題点を把握し何をすればよいかを総合的に考え、トータルプロジェクトを管理するのに対し、ITベンダー企業やSEは求められた用件に基づいて、システムを開発することに焦点をおきます。

  • P&Gが担当:現状のビジネスプロセス分析・問題点・ギャップの把握、解決方法の策定・システム企画、システムレベル要求記述、ビジネスユーザーレベルテスト、導入・トレーニング、ビジネス結果測定
  • ITベンダーが担当:分析設計・運用保守

3)コンサルティング会社との違い
「業績への結果責任と会社への影響力, ビジネスプロセスの理解がさらに求められる点」が違います。つまり、特定分野の専門的見解から問題・解決策概要の指摘を行って終わりというわけではなく、P&G ITは会社のビジネスプロセスを熟知した上で、長期的観点からの実効性のあるソリューションを導入し、P&Gのビジネスに対する結果責任を求められるということです。

  • コンサルティング会社では、顧客企業から依頼を受け、受注したプロジェクトを中心に行っていきますが、P&G ITでは、自らP&Gのビジネスを分析し、情報システム化戦略を考え、プロジェクトを企画立案し、それを推し進めてゆくといったことが可能。
  • P&Gのビジネスと同時に、或いはそれ以上にP&G ITはグローバル化を推進して、より効果的で効率的なソリューションを実現する

つまり、「あなた自身が世界のP&Gの情報システム戦略の意思決定に大きな影響力を持ち、革新のリーダーとなることが期待されている」ということです。

キャリア形成に関して