SALES
​​​​​​​ 営業統括部門

ABOUT SALES FUNCTION

SALESの使命:得意先に信頼されるNO.1メーカーになること
SALESの目標:実店舗・オンライン全ての店頭で勝利すること
P&G Salesの重要性が高まっている背景
~急速に変化するビジネス環境~


1. 店頭のメディア化: 70%以上の購買者は店頭で購入する商品を決定しており、TVCMや雑誌広告で商品を宣伝するだけでは商品は売れない時代に。
約70%。これは、実際にお店の中に入ってから購入する商品を選ぶ人の割合です(日用雑貨品全般)。例えば洗剤を買おうと決めていた人がいたとします。その人は、実際にお店に行って、洗剤売場の前に立ち、商品が並んでいる棚を見て、やっと買う商品を決めるのです。実に約70%の人がそのように商品を選んでいます。ですから、店頭(お店/オンライン)で商品がどのように置かれているか、或いはどのようにアピールされているかがその商品の売れ行きに大きな影響を与えることになります。今までのように、メディア(TVCMや雑誌広告など)で商品を宣伝していただけでは、店頭での勝負に勝てません。ですから、店頭をメディアと捉え、店頭で実際に売れるためのプランを小売業と恊働して策定しているのがSalesなのです。 
2. 巨大化する小売業: 小売業のM&Aが加速し、その決定権は会社全体の業績を左右する大きな要因に。
米国内での小売業界ではこの5年間で、小売業の上位わずか10社で半分以上のシェアを占めるに至りました。この寡占化傾向はグローバルでも加速しており、当然日本市場でも同じような状況です。これは小売業の消費者に対する影響力が大きくなっていることを意味します。消費者がどの商品を選ぶか決める前に、小売業が自分たちの店舗にどの商品をどのように並べるか決めているからです。つまり1メーカーにとって、巨大化する小売業の決定権は、全体の業績を左右する大きな要因になっているのです。しかし、P&Gではこのような状況を好機と捉えています。いや、正しくはこのような状況を10年以上前に予測し、営業のやり方を変えてきました。それがP&Gと取引先のWin-Winを実現する営業方針です。それを可能にしているのが、深いショッパー行動理解に基づく恊働ビジネスプランの提案力なのです。今では、Win-Win-Winを目指すSales(営業統括)の方向性に取引先から信頼を得るようになっています。

キャリアパス

約一か月のトレーニング後に大手小売店の店舗担当として配属されます。店舗担当として基礎的な知識を実践で会得した後は小売業本部を担当します。入社3-5年目までは各自同様のキャリアを進むことが多いですがそれ以降のキャリアに関しては、個人の成長度や興味等により大きく異なります。